学びについて

毎日に“発見”があり、
五感が自由に育つ保育を。
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周囲から“与えられた”学びではなく、子どもたちの疑問や発見に、
子どもたち自身で協力しながらこたえを見つけていく。
そんな方法で自主性や協調性をはぐくみ、ひとりひとりの表現力を養います。

子どもの自主性を
はぐくむために。

大人から子どもへの「与えてあげる」「やってあげる」ような学びではなく、子どもの驚きや発見、興味関心を中心にした学びを大切にしています。日常のちいさなことでもかまいません。「枯れ葉の色が違うのはなぜ?」「このお花はなんて花?」など、子どもらしい気づきをもとに保育者が一緒になって探求し、学んだ内容をそれぞれの方法で表現できるような環境を整えています。

子ども同士の
協調性も大切に。

子どもたちは、それぞれ興味関心を持つポイントが違います。ひとりの驚きをひとりで探求することもできますが、樹の子保育園ではひとりの発見をみんなの学びにしていきたい。そのために、子どもたち同士のグループでひとつの発見を探求していくことも大切にしています。みんなで話し合い、保育者や他の子どもたちの意見を聞き、よりよい発見をする。その中で、自然と協調性も育ちます。

私たち保育者自身が
学びつづけること。

保育には、こうであれば正解という答えがありません。だからこそ「こうあるべき」という姿に囚われるべきではないと考えています。保育者同士、そしてもちろん子どもたち、ご両親と対話をしながら、その子にとって本当に「良い」ものをめざして保育を進めていきます。

ゆたかな五感
はぐくむ。

心地よいと感じたり不快と感じたり、安全だと思ったり不安だと思ったりすること。ここには人間のもつ「感性」の力が必要です。この感性がゆたかであればあるほど、感じる力や考える力が身に付きます。相手の気持ちを考えたり、ものを大切に扱ったりする力もはぐくんでいくのです。空気・水・風・陽の光・土・草木・人の声。子ども自身の目で見て、肌で感じ、何かを想う。たくさんの経験を積み重ね、ゆたかな五感を育てていきます。