樹の子保育園ブログ

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保育のつぶやき

つれづれなるままに、ブログを書いてみることにしました。

おはようございます。
初めまして。
こんにちは。
こんばんは。
もしかしたら、お久しぶりです。
もしかしたら、いつもありがとうございます。


樹の子保育園の伊藤と言います。
役職は、園長です。
でも、いまだに園長先生と呼ばれるのは慣れなくて、“なっちゃん”“なつさん”と呼んでもらっています。

さて、ふと思い立って、こんなブログを書いてみることにしました。
もともと文字を書くことは好きなので、続くように、頑張ってみます。


この「園長のつぶやき」というカテゴリのブログでは
樹の子ちゃん(樹の子保育園)のこと、私のこと、職員のこと、それ以外にも、私の頭の中にあるアレコレ…を、私が感じるままに書いていこうと思っています。
なんとも自己中心的な園長ブログでごめんなさい。


「へぇ〜樹の子保育園のなっちゃん園長ってこんな人なんだ」くらいの感じで知っていただけたらと思います。


さて、2020年度も年度末が近づき、来年度の園児募集を行うタイミングとなりました。
樹の子保育園の入園説明会では、必ず「子どもは誰の所有物でもないと考えている」とお話しています。
もちろん「ご両親の」お子様ではありますが、だからといって「所有物」ではないと思うのです。


その起源というか、考え方の根本に私の母の言葉があります。
いつだったか、何の気なしに聞いたことがあったんです、「どんな気持ちで私を育てたの?」って。


そしたら私の母は
「子は神様からの預かりものって思ってる」
って答えたんです。


神様から預かったものだから、いつか神様に返すときがくるのだと。
私たち両親は、あなたを神様から預かっているだけ。
だからわが子は私たちのものではない、
だから人生はあなたのもの。
あなたの人生だから、あなたが天命を選び取る、と。


家族との他愛もない会話のなかでこんな答えが返ってくるもんだから、それはそれはめちゃくちゃな衝撃でした。


そして私の母のすごいところは、その軸を一切ブラすことなく私をここまで見守ってきてくれたところだと思います。
私の人生をふり返ると、母のその意志と行動で今の私があることをひしひしと実感するのです。


いつどこでどんな風にその考えを知って、
どうやってそんなスタンスで子育てをやってのけてしまったのか。娘ながら、わかりません。笑


でも、母のその考えは根強く私の中に生きていて、
だからこそ、樹の子にわが子を預けたいと思ってくださる皆様に、その想いをお伝えしたくなるのだと思います。


樹の子保育園で出会う子どもたちとも、そんな想いで一緒に暮らしていきたいのです。

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