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保育のつぶやき

“樹の子”の名付け親になった日。

こんにちは。園長のなっちゃんです。

いざブログが始まると、「あれも、これも…」とお伝えしたいことがたくさん出てきます。
頭のなかで文章がみるみるうちにできあがっていくのですが、それは手元にペンもノートもPCもないときだったりして、いざ書こうとしたときには何をテーマにしようとしていたかさえ忘れる…
そんな毎日が続いています。笑

さて、今日は樹の子保育園に興味を持っていただける方が、ふと「そういえば…」と質問してくださることの多い、“樹の子”という名前の由来についてです。

この名前は、私が命名しました。
あの日のことは今でも忘れられなくて、
そう、仕事を終えてごはんも食べてお風呂にも入って、ぬくぬくとお布団に入り
「(あ〜、保育園の名前、何にしよっかなぁ。)」
とゴソゴソ寝る準備をしていたときでした。

木に触れることが日常でたくさんできて…
樹木とも触れ合える自然遊びも大切にしたくて…
樹……樹木のなかで育った子…
樹木の子…



…………樹の子……!!!!!



こうして樹の子保育園という名前になりました。(本当です)

真夜中に「ちょっと聞いてください!名前思いつきました!!!」と保育園準備室のチームに連絡するくらいの興奮で、次の日も出社してから「いいですよね?!」と言いつづけた私。
たぶん、たぶんですが、あの勢いで押されたら、誰も「キノコって…ちょっと…」なんて言えなかったと思います。

たった一瞬の真夜中のひらめきが、「樹の子」という名前への私の愛と執着によって(笑)、樹の子保育園は正式に「樹の子保育園」となったのです。

そして、私がお布団のなかで連想した「樹木の子」「キノコ」という言葉に願いを込めて、樹の子保育園の名前の由来をこんな風にまとめました。

【樹の子保育園という名前に込めた願い】

・ぬくもりある木・樹の中で、子どもたち(樹の子)がすくすくと育ちあうことができますように。
・好きなもの、顔かたち、考え方…、1つとして同じことのない「個」を互いに認め合うことができますように。
・やがては子どもたちが大きな「樹」となり、周囲の人を優しく包み込むことができますように。


1つ目と3つ目の願いは、「樹の子」という言葉からなんとなく連想していただけるかもしれませんね。
2つ目の願いは、名前の響き「キノコ」から取りました。
キノコ類を思い浮かべていただければ分かりやすいかと思います。

しいたけ、まいたけ、ぶなしめじ、エリンギ、えのき…
たくさんの種類があるキノコ類は、色も形も違い、歯ごたえも香りも違い、それでいてそれぞれが美味しい。

そんな風に、好きなものも顔かたちも考え方も違う子どもたちが、互いにその個性を認め合い、誰と一緒でもない自分と他者を愛せる人間になってほしいという願いを込めています。


樹の子保育園が人間だったら、
そんな自分の名前の由来を聞いてがっかりするでしょうか…。
母親が寝る前に突然思いついた名前が私の名前だと。笑

でも、「名前は何にしようか、素敵な、想いの詰まった言葉はなんだろうか」と考えに考えていた矢先、
まさに天から降ってきたように、突然に「樹の子」という名前が思いついたあの日。

とてもみずみずしいキラキラした気持ちが、今でも湧いてくるような日なのです。

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